天井を察知するために注目すべき7つの項目
10月に入りビットコインは急騰を続けていますが、重要なのはこの半減期後相場の天井がいつかということを察知することです。本日は天井を察知するために注目すべき7つの項目を紹介します。
まず、今回の天井のタイミングは、3回目の半減期が起こった2020年5月12日から約580~620日経過したタイミングになると想定しています。このタイミンングというのは、2021年12月中旬~2022年1月上旬になります。そのためこの期間に以下で紹介するいくつかの項目で天井を示唆する条件が揃えばそこが天井である可能性が高いと考えます。

併せて、マーケットの過熱度合いも気にしておきましょう。過熱しすぎている場合、天井が近い可能性があります。下の図はEMAをオリジナルアレンジしたもので上下のラインは過去の数値から割り出したものです。このチャートで実価格がA(ピンク)のラインまで乖離した場合は無条件で天井、B(オレンジ)のライン、C(黄色)のラインまで乖離した場合は、他の条件との複合判断で天井判断をするようにしています。

過熱度合いを測るには民衆の動向やメディアも参考になります。今まで興味を持っていなかった人がビットコインの話題を始めたり、テレビやメディアで過剰に取り上げられたりすると、過熱感が非常に高くなり天井が近いことが示唆できることが多いです。
それでは、オンチェーン分析から見るべき7つのチャートを紹介します。
① PlanBの提唱するS2Fモデル
S2Fモデルの理論価格より実際の価格が大幅に高くなったとき他の条件との複合判断で天井判断をするようにしています。

②トランザクション手数料
現在はこの送金手数料が最低水準まで落ち込んでいますが、相場が過熱すればこの値は高くなり、過去天井をつけた直前では非常に高い値になっています。

③ 実現時価総額と実現価格
実現時価総額と実現価格が上昇から横ばい、もしくは下落に転じる場合、そこが天井の可能性が高いです。

④ 取引所のBTC残高
主要取引所のBTC残高にも注目します。こちらは過去右肩上がりが継続しており明確な条件設定が出来ませんが、取引所のBTC残高が少ない状態というのは売り圧力が低く価格が下がる可能性が低いと考えられます。逆に過去急落する直前には取引所残高が増えているのでそのような変化を注意して観察する必要があります。

⑤ Puell Multiple
下の図で赤背景の数値まで上昇したら天井圏と考えられます。反対に青背景の数値まで下がった場合底値を示しており、5月の下落時も一時底値を示す値になっていました。

⑥ トランスファーボリューム
現在この値は大きくなりつつあります。この値は天井を迎えたあと減少していく傾向があるため、そこにも注意が必要です。

⑦ 日足対数チャートにおける上昇チャネル
ビットコインは超長期でみると上昇を続けていますが、その過程でやはり上昇、下落を繰り返しています。下の図の超長期の上昇チャネルの上限に12月から1月に達する場合、32万ドル付近が天井となります。

これらのオンチェーンデータに注目しつつ今後の天井をいち早く察知する必要があります。また現在は複数のオンチェーンデータで上昇目前の数値を継続しており今後今以上の急騰に期待できる状態となっております。
*あくまで考察であり将来の動きを保証するものではありません
Youtubeでも解説していますので是非ご覧ください。
「天井は15~25万ドル!?第三回半減期後の高値をどう察知するかが最も重要!!高値を察知するために観察すべき7項目について解説。」