取引所のビットコイン残高激減
目下下落が続いているビットコイン価格ですが、その一方主要取引所のビットコイン残高の減少は続いています。

直近の価格下落時において、ゆるやかに残高が増加したところがあります。(図のA)これは、小口、中口のユーザーが価格の下落時において手放そうとする動きにより取引所に入金されたものだと考えられます。一方、急角度で減少しているところも見られます。(図のB)これは、勢いが急なことからも大口が大量に一気に取引所から出金したと考えられます。直近の減少では12/6~12/9の3日間で約65,000BTCも減少しています。
このことから、現在の下落、調整局面において、大口はさらに買い増しそれをハードウォレットに移動していると考えられます。

こちらは取引所のビットコイン残高のチャートを長期間で表したものです。広域でみると現在どれだけ少ない水準にあるかより明らかです。

こちらは非流動性サプライ、つまりすぐに動くことがないビットコイン量です。取引所のビットコイン残高が減るのに比例してこちらも上昇を続けています。
これらより需給関係はより逼迫し供給量が少ない状態となっております。目先さらなる価格の低下の可能性はありますが、需給関係を考えると今後、買いたいのに数が少ないという状況になると価格の急騰に期待ができます。
ただし、当初想定した今回の半減期後のピーク(12月から1月)は、数回の大きな調整もあり後ろにずれると考えています。
*あくまで考察であり将来の動きを保証するものではありません
Youtubeでも解説していますので是非ご覧ください。